フジテレビ系（FNN） 8月2日(火)17時22分配信
政府は、「FIFA女子ワールドカップ ドイツ 2011」で初優勝を果たした日本代表「なでしこジャパン」に対し、国民栄誉賞を授与することを正式に決めた。澤 穂希選手(32)は「なんだか...、びっくりしています。それと同時に、本当にこのような素晴らしい賞をいただいて、光栄に思っています」と話した。
川澄 奈穂美選手(25)は「本当に受賞できるとは思っていなかったので、大変光栄です」と話した。
2日の閣議で、なでしこジャパンに対する国民栄誉賞の授与が正式に決まった。
枝野官房長官は「最後まで諦めない、ひた向きな姿勢によって、国民にさわやかな感動と、困難に立ち向かう勇気を与えることに顕著な業績があった」と述べた。
スポーツ選手としては、2000年のシドニーオリンピックで女子陸上界初の金メダルを獲得した高橋尚子さん以来、およそ11年ぶりで、チームでの受賞は初めてとなる。
海堀 あゆみ選手(24)は「このような素晴らしい賞をいただいて、本当、とても光栄に思っています」と話した。
大野 忍選手(27)は「まだ全然実感がわかないので、本当、うれしいっていう一言だけです」と話した。
近賀 ゆかり選手(27)は「こんな賞をいただいて、本当に光栄に思います」と話した。
2日、移籍先のドイツへ向かった熊谷紗希選手(20)は「このフィーバーというか、これが続くようにというか、選手としてできることをやっていきたいと思います」と話した。
佐々木 則夫監督(53)は「非常に感銘しております。普段のスピーチとは、ちょっと違った空気になりまして、どうもちょっと上がっております。日本女子サッカーはもとより、男子のサッカーについても、今後気を引き締めて、さらにまい進していく、精進していく」と話した。
スポーツ界からも、祝福のコメントが寄せられた。
プロゴルファーの石川 遼選手(19)は「日本選手の海外での活躍っていうのが、これほど(日本)全国に強い影響を与えるというところは、すごくびっくりしましたし、すごいなと思いました」と話した。
横浜FCの三浦知良選手(44)は「国民栄誉賞がサッカー界から出るということは、素晴らしいことだと思いますし、サッカーをやっていく人たちにも、すごく励みになるんじゃないかと思います」と話した。
表彰式は18日、首相官邸で行われる。
